糖尿病は、おとなの病気と考えられがちですが、子どもにも起こります。
そればかりか、インスリンをつくる能力が極度〈きょくど〉に低下、あるいはなくなってしまう型(1型糖尿病)は、むしろ子どもに多く発病します。おとなに多くみられる糖尿病は、インスリンの分泌のしかたが悪くなったり、あるいはインスリンの効き方が悪くなるタイプ(2型糖尿病)ですが、最近は、この型が中学生や高校生にも多く発見されています。
おおよそ6~8歳前後で発症する糖尿病には1型が多く、10歳を過ぎた子供には2型の糖尿病が多く見られます。そして、2型の小児糖尿病を患っている患者に多くみられるのが、治療を途中で止めてしまうという点です。自覚症状がなく、治療も1型の様にインスリンの注射ではなく食事療法が殆どであるため、治ったと勘違いをし、治療を止めてしまう患者が多いのです。特に小児糖尿病の患者は自分の成長期が重なり、自分で食欲をコントロールするのが難しく、悪化し合併症を引き起こす危険もあるのです。
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