大人の糖尿病の大部分は、インスリン非依存型糖尿病といわれ、体質や生活習慣が原因として発症し、インスリンの働きが弱まる病気です。自己免疫異常でインスリンが作れなくなる小児糖尿病とは明確に区別されます。子どもや若年層に多いのが1型糖尿病ですが、近年、生活環境の変化から子どもにも2型糖尿病の糖尿病が増えてきました。
2型糖尿病でも、子どもの場合はやはり成長のためのエネルギーが必要なので、成長に見合った食事は必要です。しかし、著しい肥満である場合や成長が止まった場合には、大人と同じように食事制限が必要になります。また運動することにより、血糖コントロールを改善することができます。マラソン、プール等の学校でのいろいろな運動は、低血糖に注意しながら、健康な子どもたちと同じようにできます。
さて1型糖尿病・2型糖尿病のいずれであっても、大人の糖尿病以上に子どもの糖尿病は家族の支えが必要となります。年間発症頻度は、小児10万人に4~6人の割合です。肥満が多いが、肥満でなくても発症します。清涼飲料水の過剰な取りすぎによるペットボトル症候群など、きちんと血糖値をコントロールしないと重篤な合併症が発症する危険性があります。規則正しい食事の管理と子どもの体調管理は、子どもの努力と同時に家族のサポートが不可欠です。医師との連携も大切です。
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