血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を示した数値を言います。ブドウ糖は、グリコース表現されることもありますが、日本ではブドウ糖の方がなじみがあるでしょう。
糖質は人が食べるご飯やパン、砂糖、アルコールといったほとんどの食べ物に含まれ、脂質やタンパク質とともにエネルギー源として重要な栄養素なのです。食べ物は体内に消化吸収されてブドウ糖に分解されたあと血液によって身体中に運ばれてエネルギーに変換されます。
この血液中のブドウ糖を血糖と呼びますが、血糖はインスリンという膵臓から分泌されるホルモンによって身体を動かすエネルギー源に変換されたり、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられたりして役立っています。
ぶどう糖はエネルギー源として活用されるにはインスリンがなくてはならず、インスリンの分泌量が少なくなったり働きが悪かったりすると使われずに余った糖が血液中に溢れてしまいます。こうなると血糖値が高くなり糖尿病と呼ばれます。
血糖値を下げる効果のある食事として代表的なものが、野菜などに含まれる食物繊維です。食事前、あるいは食事中に食物繊維を多く含む食品を摂ると、食事後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きがあります。
下の食品は、食事と関係なく血糖値を低下させる代表的なものです。
全身の免疫力を高めて、細胞機能を回復する効果があります。
免疫力を高める方法はそれぞれ違いますが、免疫力が高まるとインスリンの分泌・効き目や、インスリンを取り込む受容体の働きも正常になり、血糖が取り込まれ自然と血糖値が低下していきます。
全身の細胞の免疫力を上げ、細胞の機能を回復させると、食事と関係なく、血糖値を低下させることにつながります。
高血糖の状態が長く続くと、糖尿病になりやすい状態と言えます。一般に、空腹時の血糖値が110mg/dl以上になると高血糖とされています。本来であれば、すい臓からインスリンが分泌されてコントロールされるのですが、インスリンの分泌量が減少したり効き目が悪くなったりすることで、数値が上昇してしまうのです。
最初のうちは自覚症状がほとんどないため、自分では気づけないことが多いのが特徴です。そのため、健康診断がきっかけになって発見されることも多くあります。初期に近いうちから見られる兆候としては、喉の渇きや空腹感が激しくなること、頻尿、皮膚の乾燥やかゆみ、体のだるさや疲れ、傷の直りが遅いといったことがあります。
高血糖を放置して糖尿病になると、様々な合併症によって、生活を破壊されてしまうこともあります。したがって、悪化してしまう前にコントロールしておく必要があります。
糖尿病は、インスリンの量や作用が不足して、高血糖状態が続く病気です。この高血糖を治すのが糖尿病の治療ですが、それには血糖を下げる飲み薬やインスリンを使うことが少なくありません。これが効き過ぎて血糖が下がり過ぎるのが低血糖です。糖尿病では、低血糖に注意しなければならないことが多々あります。
糖尿病治療の基本は血糖コントロールですが、厳格な血糖コントロールをめざせば、当然のように低血糖を起こしやすくなります。それではほどほどのコントロールでよいのかというと、そうではありません。
低血糖は、薬物療法をしている人の多くが必ずといってよいほど経験することです。また、適切な処置で対応すればそれで済むことです。しかし、血糖コントロールが悪ければ、必ず合併症が襲ってくるのです。
血糖値が平均値で 68mg/dL まで下がるとグルカゴンなどの拮抗ホルモンが分泌され始めます。さらに 53mg/dL まで下がると、発汗、手足のふるえ、からだが熱く感じる、動悸、不安感、吐きけという具体的な症状が出てきます。これらは血糖値の下がり過ぎでひき起こされる自律神経の症状で、血糖値低下に対してからだが発する警告信号なのです。