糖尿病と血糖値
血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を示した数値を言います。ブドウ糖は、グリコース表現されることもありますが、日本ではブドウ糖の方がなじみがあるでしょう。
糖質は人が食べるご飯やパン、砂糖、アルコールといったほとんどの食べ物に含まれ、脂質やタンパク質とともにエネルギー源として重要な栄養素なのです。食べ物は体内に消化吸収されてブドウ糖に分解されたあと血液によって身体中に運ばれてエネルギーに変換されます。
この血液中のブドウ糖を血糖と呼びますが、血糖はインスリンという膵臓から分泌されるホルモンによって身体を動かすエネルギー源に変換されたり、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられたりして役立っています。
ぶどう糖はエネルギー源として活用されるにはインスリンがなくてはならず、インスリンの分泌量が少なくなったり働きが悪かったりすると使われずに余った糖が血液中に溢れてしまいます。こうなると血糖値が高くなり糖尿病と呼ばれます。
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血糖値
血糖値は、血液検査を行い数値を調べます。空腹時の標準血糖値は、80から100mg/dlが最も優秀な数値で、最近では上限が160mg/dlの範囲であれば、可とされています。しかし、健康維持を心がける場合は、130mg/dl程度に留めておく方が良いでしょう。
血糖値の数値が高い場合には、体のどこかが痛んだり、体調不良を訴えたりすることはなく、いつもよりも のどが渇いたりトイレに何回も行くようになる、などの症状が現れますが、なかなか、血糖値が上昇していることに気が付かない場合が多いようです。
2002年の糖尿病実態調査によると、日本において、糖尿病が強く疑われる人は約740万人もいると言われています。そして、糖尿病の可能性を否定できない人は約880万人。
また、糖尿病の患者数は、2002年の時点で、5年前の1997年より250万人も増えていています。
血糖値の上昇
血糖値の上昇は、糖尿病に繋がるので、早期に発見し、治療を行うことが大切です。
血糖値は、血中の糖度が知らないうちに上昇している場合があります。そのため、知らず知らずに糖尿病を発症している場合があります。血糖値が上昇し始めると「のどが渇く」「トイレに行く回数が増えた」などの症状が現れます。日常生活の変化にも早く気づく必要があります。
そして、糖尿病によって「神経障害」や「腎症」「網膜症」などの合併症を併発する場合があります。ですから、適切な治療を受け、定期的な血液検査や尿検査、眼底検査を行うようにします。
放置した場合は、血液に存在する糖分が増加して、インスリンの働きが低下することによって、血液が粘質を高め、ドロドロとした血液になります。すると、血液の循環が悪くなり、動脈硬化の原因になります。