通常徐々に進行してくる糖尿病2型と違い、糖尿病1型の症状は急激に現れることが多い傾向にあります。典型的な症状は糖尿病2型と共通しています。高血糖状態になったときの喉の渇き、頻尿、空腹感が激しくなるなどです。糖尿病2型の場合は気が付かないうちに徐々にこのような症状が表れてきますが、糖尿病1型の場合は急激に進行してくることが多いものです。また糖尿病というと「太った人」というイメージが強いですが、糖尿病1型は普通子どもや痩せ型の人に生じることが多いものです。注意すべきは、糖尿病を発症したときに2型であっても、長期間の高血糖状態が改善しなかった場合などに糖尿病1型になってしまう場合があることです。糖尿病1型の前記した症状の他には、急激な体重の減少というケースもよく見られます。
糖尿病1型患者は普通インスリン注射を常用するようになるので、低血糖の症状には厳重な注意が必要です。インスリン過剰や食事時間の遅れ、過剰な運動などで起こることのある低血糖の症状は、空腹感、発汗、動悸、震え、悪心、そして異常行動、意識障害、はなはだしい場合は昏睡状態の可能性もある危険なものです。高血糖状態が継続したときの症状にも注意が必要です。重いときには「糖尿病性ケトアシドーシス昏睡」という危険な状態になります。その他、糖尿病が進行したときの合併症の症状にも気をつけましょう。
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