生活習慣と深くかかわっているとされる糖尿病2型の初期にはほとんど自覚症状はありません。だからこそ定期的な健康診断が糖尿病2型の予防にとって重要となってきます。自覚症状が出始めた頃にはある程度糖尿病2型は進行していることが多いものなので、できるだけ早く本格的に治療を始めねばなりません。
自覚できるようになった頃の糖尿病2型の症状として特徴的なのは「のどの渇き」です。血糖値が上がると糖の濃度を下げようとするために水分を欲するようになり、のどが渇きます。のどが渇いて水分を多く摂ると尿量が多くなりますから、「尿の回数が多くなった」という症状を自覚する患者も多くいます。糖尿病2型の比較的早い時期には「食欲が増して太ってくる」という症状がよく自覚されます。初期にはインスリンが一時的に多く出ることがあり、これによって食欲が増し、その結果体重が増えてきます。糖尿病2型が進行すると、逆に「痩せてくる」という症状が表れることがあります。食欲があるのに痩せてくるのです。これはブドウ糖が正常に利用されていないことから起こる症状です。同じく「だるさ、疲れやすさ」といった症状もブドウ糖が正常に利用されないことから生じます。「視力低下」や「むくみ」などといった症状が現れ始めたら、目や腎臓の重大な合併症が始まっている可能性があります。
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